日本離婚・再婚家族と子ども研究学会
第2回大会委員長挨拶
日本離婚・再婚家族と子ども研究学会第2回大会を、2019年10月19日(土)~20日(日)の2日間の日程で、明治学院大学(白金キャンパス)にて開催いたします。本研究学会は2018年4月に設立をしたばかりのまだ若い団体ですが、「離婚・再婚家族と子ども」を研究テーマとした学会としては、日本に類を見ないものと言えます。
第2回大会のテーマは、「離婚・再婚と子どもの育ち」です。大会の概要ですが、2日目に、立命館大学の二宮周平先生の基調講演と「離婚・再婚と子どもの育ち」をテーマとした「大会企画シンポジウム」を予定しています。シンポジストなどの詳細につきましては、追ってご連絡いたします。また、2日間にわたり、「研究発表」と「会員企画ラウンドテーブル」の機会を設ける予定です。「会員企画ラウンドテーブル」は、会員の創意で自主的に企画される研究交流・意見交換の機会です。これらの募集あるいは手続き等については、追って会員の皆様にお知らせいたします。各企画にどうぞご期待ください。
本学会の設立大会(2018年4月)に続いて、本学で再び大会を開催できることを大変喜ばしく思っています。明治学院の淵源は、1863(文久3)年J.C.ヘボン夫妻が横浜に開設した英学塾「ヘボン塾」です。宣教医として来日したヘボン博士は、優れた眼科医としての献身的な医療活動、日本で最初の本格的な和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂・出版などで広く知られ、「ヘボン式ローマ字」にその名前をとどめています。1887(明治20)年に私立明治学院の設置が認可され、現在の白金の地にキャンパスが開かれた後、ヘボンは明治学院初代総理となりました。明治学院大学は、ヘボンが生涯貫いた精神、“Do for Others (他者への貢献)”を教育理念に掲げています。
1890(明治23)年建造の記念館、1916(大正5)年建造のチャペルなど、白金キャンパス内には当時を偲ぶ歴史的建造物が建ち並んでいます。この新しい学会のミッションは、白金キャンパス独特の歴史的な空気と響き合うものがあると個人的には感じています。
新幹線や在来線(品川駅など)と飛行機(羽田空港)のいずれでもアクセスのよい場所です。多くの会員のご参加を心よりお待ちしております。
2019年4月21日
日本離婚・再婚家族と子ども研究学会
第2回大会委員長 野沢慎司
